jumpeiの雑記ブログ

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【年収アップ】転職で年収を上げるロードマップ

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みなさん、転職で年収アップは可能だと思います?突然の疑問形ですみません。

結論を言ってしまえば可能です。転職で年収を上げるには王道があります。

 

今の時代は転職して当たり前な風潮が強くなってきました。

 昭和のように、大企業に入って定年まで働けば人生安泰!!という時代は終わりに向かっています。

というのも終身雇用制度の崩壊や欧米の成果主義を取り入れる企業が増えてきています。

 また、2019年キリンが過去最高益を叩き出したにも関わらず、早期退職を募集する「黒字リストラ」のニュースは世間に衝撃を与えました。

キリンだけではなく、黒字リストラを実施する大企業は増えております。

 

このようなご時世、1つの会社だけで食っていくのは危険だと考える人が増えるのは当然と言えば当然です。

ただ、安易に転職をしていいのでしょうか?せっかく転職するなら今より年収を上げたくないですか?

しかしながら、実際に年収を上げるのは難しいと言われています。

 

厚生労働省「直前の勤め先及び現在の勤め先の状況」(平成27年)によると、転職後に賃金が増加した人は全体の40.4%、減少した人は36.1%、変わらない人は22.1%となりました。

f:id:jumpei-n:20210201231133p:plain引用:厚生労働省「直前の勤め先及び現在の勤め先の状況」(平成27年

 

このデータを見ると転職後、6割は賃金が上がらないということです。

ただ、それはあくまでもデータ上の話。

転職での年収アップには王道があります。

実際、私は30歳で転職して年収150万上げることに成功しました。

なぜ、年収を150万も上げることができたのか。

私の体験ベースとネット上の情報を見ながら、論理的に年収アップの王道について解説していきます。

 

 

 

 

1.この記事を書いている人

jumpeiと申します。

秋田大学化学科卒です。

VBAでコスト削減しまくるのが大好きで、会社ではコストカッターと呼ばれています。

30歳で香料メーカーから航空専門商社へ転職しました。

現在は航空機部品の生産管理業務を行っております。

年収は約150万の大幅アップです。

 

そんな私が「【年収アップ】転職で年収を上げるロードマップ」というテーマで記事を書いています。

 

 2.転職で年収アップしたい方のみ読んでほしい

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この記事はこんな方向け!!

・年収アップを軸に転職したい方
・長期スパンで転職したい方

 

 逆に「ブラックな職場環境から、今すぐ職場から逃げたい人」「未経験職種に挑戦したい人」はこの記事を読むのはおすすめしません。

このような方には「年収を上げる転職」は無理に等しいからです。

 

この記事は年収アップを軸にして、長期スパンを設けて転職したい方に向けた記事になります。

 

3.年収アップの転職!現職で成果を上げて、同職種に転職しよう

転職で年収アップさせるにはどうすればいいのか。

 

結論を言うと「現職で成果を上げて、同職種に転職する」ことです。

この方法が一番、確度が高いと思います。

というのも、転職では即戦力が求められるので、今あるスキルを転職先で生かせることが条件になるからです。

 

また、職種を変えるよりも業界を変える方が負担も少ないです。

業界の知識はすぐに身に付きます。

しかしながら、スキルに関しては一朝一夕で身につくものではありません。根暗なプログラマーから営業マンなんて、まず無理な話です。

 

よって、同職種での転職は年収が上がる可能性にあります。

 

私も「食品業界の生産管理 ⇒ 航空業界の生産管理」に転職したので、年収を上げることができたのだと思います。

 

 4.年収アップのために業界を変える転職をしよう

年収アップのために業界を変える転職は全然ありです。

どんなにスキルがあっても、給料の低い業界にいては全く意味がありません。厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況」からデータを引用します。

 

 

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引用:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

 

 

このデータから金融業、保険業、教育学習支援業が年収が高い傾向にあります。

一方で宿泊業、飲食サービス業は年収が低い傾向に。

 

ですので、職種は変えず、「飲食サービス業→金融業」に転職するだけで年収が上がる可能性があります。

 

マイナビ転職の業種別年収ランキングのリンクを貼っておくので、他の業界もチェックしてみるとよいです。

tenshoku.mynavi.jp

 

 

  5.年収アップの転職のためには現職での成果が必要です

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年収アップの転職を実現するには、現職での成果が必要になります。

 

やらされ仕事ばかりしている方は書類選考や面接での評価が低くなるからです。

 

「与えられた仕事はノルマ通りにこなしておりました」

「めったにミスをしません」

 

与えられた仕事をミスせずきっちり行うことは大事なのですが、「年収を上げたい!!」という目的ならば、そのような自己PRはやめましょう。

 

大事なのは、「現職で上げた成果を言語化する」ことです。

 

自分のスキルと経験をもとに、「私を雇うと御社にこのようなメリットがありますよ」と具体的にアピールしていくことが大事です。

 

ここで必要になるのが、現職での成果なのです。

人によっては、与えられた仕事をノルマ通りにこなしただけでも、「成果」という方がいるので、ここで年収アップのために必要な成果を定義します。

 

・会社の売上を上げること
・会社のコストを削減すること

 

ひとつずつ見ていきましょう

 

5-1.会社の売上を上げること

「会社の売上を上げる」ことは、営業職や研究開発職やプログラマーの方には是非ともチャレンジしてもらいたいです

 

営業職は顧客へ新たな商品を提案し、会社の売上に貢献できれば、それは成果としてカウントしてもよいと思います。

ただ、営業なら当たり前じゃ?と思う方がいると思います。

そうなのです。営業は会社の売上を上げることが仕事なのですが、その売上幅がいかに大きいかが重要になります。

既存品との比較をして、どのくらいの仕事を生み出した成果なのか、数値化しておきましょう。

その案件がいかに大変で、大きな成果だったのかを数値で表現すると採用担当者の心に響きます。

 

研究開発職も同じです。

自分が開発した商品や技術がどのくらいの利益をもたらしているのか、具体的に数値化しておきましょう。

それをうまく言語化できれば年収アップの転職は実現可能です。

 

プログラマーに関して言えば、誰も実装できなかったコードが書けるとその時点で優遇されますよね。

また、会社の売上に貢献するとなると素晴らしい成果になりますから、それをアピールするのもポイントです。

IT業界は転職が盛んなことで有名ですが、成果の出しやすい業界だからという理由があるかもしれませんね。

 

以上のことから、「会社の売上を上げること」の成果は転職の際に、ストロングポイントになります。営業職や研究開発職、プログラマーに関しては会社の売上に貢献することを意識して、その成果を数値をもとに言語化できることが、「年収アップ」の転職につながると思います。

 

5-2.会社のコストを削減すること

二点目は「会社のコストを削減する」ことです。

どちらかといえばこちらの方がおすすめです。

なぜなら、社内で完結することがほとんどで、売上を上げるよりも、コストを減らす方が簡単だからです。

コスト削減も十分な成果です。

特に、やらされ仕事感の強い職種で「年収アップの転職」をしたい方はコスト削減や業務改善に意識を置いて、仕事に取り組んでみましょう

 

コスト削減や改善に注力できる職種としては事務員、生産管理、製造作業員、品質管理、介護職などです。まあ、ほぼすべての職種が可能だと思います。

 

さらにおおまかに分類するとデスクワーカーと現場作業員となりますので、この二種類において具体的な成果例を紹介します。あなたのインスピレーションに繋がれば幸いです。

 

デスクワーカー  ・システム構築

 

現場作業員  ・5S活動のフィードバック

 

主にこの方法で成果を出すことをおすすめします。

 

まずデスクワーカーからですが、普段からムダになっている業務をリスト化し、自動化できないかどうかを考えてみてください。

もし、自動化できそうなら実装してみましょう。

こんなこと言われても難しいですか?そのような方はVBAを勉強しましょう。

VBAとはVisual Basic for Applications」の略で、MicrosoftMS Office拡張機能として提供しているプログラミング言語です。

マクロという人もいます(実際は違う)。

VBAを習得すると繰り返し行う作業を自動化し、業務や作業を効率化できます。

毎日、毎週、毎月必ず行う業務や、手順が複雑な処理などは、VBAでの自動化に向いています。

エクセルはどこの業界でも使うので、VBAのスキルがあればコストカッターとして重宝されること間違いなしです

プログラミングは難しいと思う方いらっしゃると思いますが、VBAは一番簡単なプログラミング言語です。

デスクワーカーで誇れる成果がない方は、是非VBAを勉強し、自動化システムを構築しましょう。

 

 

次に現場作業員ですが、やらされ感の強い職種ですので、現場を変える意識を持つのが大事です。

5S活動の実施をおすすめします。

すでに5S活動を実施しているなら、是非ともパトロールリーダーになって現場を改善しましょう。

そして、改善後は必ずフィードバックし、どのくらいの効果がでたか数値化しておきましょう。

「モノの配置を移動して、作業員の歩行距離を3分減らした」「収納を見直し、原料のピッキングを1分短縮した」など、具体的に数値で表現するとよいと思います。

もし、5S活動はしていない会社なら、是非とも提案して実施してみてください。

面接時に「現場作業員でも能動的な姿勢で仕事をしている」と評価されると思います。

 

5-3.成果を出すために能動的に仕事に取り組みましょう

5章が長くなってしまったので、まとめさせてください。

現時点で誇れる成果がない場合は、「会社のコストを削減すること」「会社の売上を上げること」この2点を意識し、能動的に仕事をしていきましょう。

具体的に成果の出し方を記しましたが、それ以外にもたくさん方法はあると思いますので、常にアンテナを張っておくことが大事です。

胸張って成果だといえる実績ができたら、転職活動を始めしょう。

逆に誇れる成果があるならば、どのくらいの成果なのか数値化し、うまく伝えられるようにまとめておきましょう。

年収アップの転職を実現するには、成果を数字を用いて言語化することが大事です。

 

6.転職エージェントを利用しよう

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現職での成果を言語化できたら、次は転職エージェントに登録しましょう。

転職活動にて求人を探す代表的な方法は転職サイトと転職エージェントを利用することです。

両者の違いは、仲介人いるかいないかです。転職エージェントと呼ばれるサービスが仲介人がいます。

「年収アップ」の転職が目的なら転職エージェントを利用することをおすすめします。

◆転職エージェントをおすすめする理由 ・転職サイトには載っていない良い求人を紹介してくれる
職務経歴書の添削をしてくれる
・仲介してくれるから交渉が楽
・同職種だと狙い目人材だとみなされ、エージェントも気合がはいる

 

転職サイトだと応募から日程調整、採用後の交渉まで全てひとりでやらないといけないので、大変です。

 

転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、二人三脚で転職活動ができます。

 

ただし、担当のキャリアアドバイザーの当たりはずれは激しいです。

 

人材派遣業は離職率が高いこともあり、経験の浅いキャリアアドバイザーに当たってしまうことはザラです。

 

もし、使えない担当者だった場合はすぐに変更を要求しましょう。

 

私は幸運にも良いキャリアアドバイザーでしたので、安心して転職活動を進めることができました。

直接、企業と連絡取らなくていいのは楽でしたね。

 

自分は仲介業者が嫌いだったのですが、転職エージェントを利用して、仲介業者って大事なんだなと学びました。

 

転職エージェントは企業側からお金をもらうので、企業には良い人材を紹介しなければという使命感を持っています。

同職種だとスキルや経験が生かせるので、こちらの希望条件に近い求人を教えてくれます。

未経験職種への転職希望だとこれができないのです。

 

ということで、「年収アップの転職」を目的にするならば、転職エージェントを利用した方がいいです。うまく職歴を伝えると良い推薦状を書いてくれますし、転職サイトには載っていない好条件の求人を教えてくれます。

 

自分が希望する条件にあった求人にはどんどん応募しましょう。書類選考が通ったら次はいよいよ面接です。

 

※ちなみに私はリクルートエージェントとdodaで転職活動しておりましたが、リクルートエージェントさんの求人にて採用頂きました。

 

転職エージェントについて詳しく知りたい方はこちらのリンクをどうぞ

 

7.年収アップの転職を目指すなら面接対策はしっかり行う

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成果を出す→転職エージェントに登録→書類選考通過。この次は面接です。

言うまでもなく面接は超重要です。

めちゃくちゃ練習したほうがいいです。

定番の質問にはソラで答えられるくらい練習しましょう。

面接での定番質問を下記します。

定番質問!

・転職理由

・志望動機

・自己紹介

上記の3つは必ず聞かれます。しっかり用意しておきましょう。

 

ただ、棒読みではダメです。

感情込めて、あたかもその場で考えながら答えてますという雰囲気を出すように心がけましょう。

自己紹介ですが、基本的に「現職の業務内容→会社で上げた成果→自分が得意なこと→だから私は御社に貢献したい」という流れでよいです。

 

面接の練習方法ですが、三脚がある人は、スマホやビデオカメラで自分が面接している様子を動画でチェックした方がいいです。

話し方や表情、ついやってしまっている癖など、「ここは直さなきゃ」と思うところがたくさん出てきます。

面接官の気持ちで、自分を客観的に観れるので、自分の面接動画をチェックすることはかなりオススメします。

 

あと、逆質問は3つくらい用意しておきましょう。

逆質問がないと落ちると思ってください。

 

8.私は転職して年収150万アップしました

私は2019年の10月から転職活動をはじめて、12月に内定を頂きました。コロナ前で良かったです。年収は150万アップの自分でもびっくりな条件を提示され、もう迷うことなく内定貰った会社で働くことを決めました。

年収を上げる転職ができた勝因を下記します。

・同職種異業界の転職だったから

・転職エージェントが良い求人を紹介してくれたから

・前職で誇っている成果を言語化できたから

・面接練習を徹底的にやったから

 

特に成果の言語化と面接練習はかなり意識しました。

システム構築の成果をいかに数値を使って表現するか考察しましたし、面接対策は徹底的に行いました。具体的には、想定質問は全て暗記し、印象良く話せるようにビデオカメラを設置して、納得が行くまで練習しました。

 

転職はうまくいった思っていますが、つらかったこともありましたので、紹介します。

転職活動で5社以上面接を受けたのですが、面接は基本的に平日に行っておりますので、有休をとる必要があります。

前職では有休の理由に「私情のため」と申請しても「実家帰るの?」「子供とどっかいくの?」と何かしら突っ込まれるので、嘘の理由を伝えてました。

それがつらかったですね。

嘘の理由で有休もらって、転職活動していいるわけですから。2019年の10月~12月まで、週一ペースで有休とっていたので、怪しまれていたかもしれません。

早めに決まってよかったです。

また、当時は娘が1歳で手がかかったので、転職活動中は妻には相当な迷惑をかけてしまったと思っています。

 

9.まとめ

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「転職で年収アップさせる方法」というテーマで書きました。

年収アップさせるためのロードマップを下記します。

 

会社で成果を出す → 数字を用いて成果を言語化 →転職エージェントに登録し成果を猛アピール → 同職種で求人を探す → 面接練習は徹底する

 

以上の流れを実践すれば年収の上がる転職ができると確信しております。

完全なる王道だと思います。

現在の自分の職種が嫌ではないが、年収を上げたいと思っている方。

転職すれば、サクッと年収が上がる可能性あります。

私は、転職して年収150万アップしました。

是非とも上記を実践して、ハッピーな転職につなげて頂ければ幸いです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。